Zettelkastenメソッドにおけるノートの種類
Zettelkastenメソッドでは複数のノートがある。
- Fleeting Notes
- Literature Notes
- Permanent Notes
- Structure Notes
- Index Notes
- Project Notes
このうち 太字 で表現したものをZettelkasten本体と扱う。
Fleeting Notes
Section titled “Fleeting Notes”思いついたものを一時的に保存するためのノート。Zettelkasten本体に入れるメモの制約で自己完結したメモを要求されるので、このメモは本体と混ぜてはいけない。
Fleeting Notesというサービスがあるけど、モバイルからWebアプリを使ったところ、なんか重くてガタついていたので微妙だった。あれならGoogle Keepでいいな。
Literature Notes
Section titled “Literature Notes”文献に書かれていた文章の趣旨をさらに自分の言葉で飜訳したメモ。読んでいた時点の疑問や、書かれていないことにも注意して書く。
TAKE NOTES!では、
文献メモを書くときは、Zettelkasten本体に入るメモを書き上げるために役立つかどうかが重要
と書かれているが、しかしこの書籍は論文を書く人に向けて書かれたものという前提がある。単純に一般人が方法論を学ぶときはどうするんだという疑問はある。
Permanent Notes
Section titled “Permanent Notes”自分の考えをまとめたノート。これ単体で公開可能になっている必要がある。
とはいえ、一気に完成させるのは困難なので、draft: true属性の場合は公開できない状態でも良いとする。
Structure Notes
Section titled “Structure Notes”Permanent Notesをリンクして構造化するためのノート。フロントマターの属性はPermanent Notesと同じ。
Index Notes
Section titled “Index Notes”エントリポイントとなるリンク集。検索で事足りるなら無くてもよい。
TAKE NOTES!によれば、良い索引メモの作り方はその時点で取り組んでいる問題から考えること。
自分がこのメモをもう一度見つけたいのはどんな状況か
を考えてキーワードを考える。思考プロセスの一部なので、この手順は必ず人間が行う必要がある。