Steamゲームの設定ファイルが保存される場所
Steamは ~/.local/share/Steam 以下にゲームやデータを保存する。
FlatpakでインストールしたSteamの場合は ~/.var/app/com.valvesoftware.Steam/data/Steam がルートになる。あとは同じ。
Steam本体が置かれている。
userdata
Section titled “userdata”Steamにログインしたユーザーの情報が保存されている。デフォルトのSteamストレージのみ存在する。
データは $STEAM/userdata/$UID 以下にある。
コンソールに流れないようなログが保存されている。起動しなくなった場合などに参照すると何か書かれているかもしれない。
これもデフォルトのSteamストレージのみ存在する。
Steamストレージ (steamapps)
Section titled “Steamストレージ (steamapps)”SteamのUIでストレージとして管理されるもの。Steamは複数のストレージを管理できる。ストレージのルートには libraryfolders.vdf が置いてある。
デフォルトのストレージにある libraryfolders.vdf には他のストレージへの参照が書かれている。ここに記述された参照のうち、パスが有効なストレージだけUIに表示される。
common
Section titled “common”ゲーム本体は $STEAM/steamapps/common 以下に置いてある。ここに追加すれば非対応のゲームも参照できる。
steamapps/compatdata
Section titled “steamapps/compatdata”ゲームが保存するデータやレジストリは $STEAM/steamapps/compatdata/$APPID/pfx 以下にある。これはゲームが参照するWindowsのファイルシステムそのもの。ゲーム自体がアップデートを行う場合はこちらに反映される。
非Steamゲームはデフォルトのストレージにのみ置かれる。