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意思の力を使わずに継続的な取り組みをする

TAKE NOTES!より。

人間の意志力は「目の前の欲求から目をそらす」ための力なので以下のような制約がある。

  • 使えば使うほど衰弱する
  • 酷使すると比例してストレスが増える
  • 挫折しやすくなる
  • 短期的な利益を衝動的に求めがちになる
  • 自らの行動を反省しなくなる

そのため、自制心に頼った方法では継続して何かに取り組むことができない。意思の力が使えないならどうするのかといえば、例えば以下のような方法がある。

環境を変えて意識しなくても取り組めるようにする

Section titled “環境を変えて意識しなくても取り組めるようにする”

誘惑から距離を取るなどをして、欲求が発生しなければ自制心も必要ない。

習慣は「毎日走る」「自炊をする」といった特定の行動にしか作用しないが、習慣になれば意思の力を必要としない。

例えば運動を習慣化するときは、自分が満足できる繰り返し可能な種目を探して、それを「よい体験」と認識させることに集中する。ここでご褒美を持ち出してしまうと、意思の力が含まれてしまうため継続しない。

「思いやり」や「感謝」といった感情を利用して取り組む。誰かに良くしてもらった後は自分も他人のための行動を取りやすい。また、意思の力と反対に、感情は慣れれば慣れるほど引き出しやすくなる。

なぜ私達は目の前の欲求に負けてしまうのか?【ゆっくり解説】