Zettelkastenとブレインストーミング
Zettelkastenもブレインストーミングも、どちらも思考を発散するための方法だけど、片方は自分一人で行うもの、もう片方は複数人で行うものという違いがある。
TAKE NOTES!によれば、ブレインストーミングに参加する人数が多ければ多いほどアイデアの幅が減ってトピックの輪も狭くなる研究結果があるらしい。原因はよく知らないけど遠慮が入るからだろうか?
最後の章で、脳の特性として以下のように書いてあった。
- 瞬間に手に入るアイデアを優先するが、必ずしも良いアイデアとは限らない
- 直近で遭遇した情報、感情的で具体的な情報を思い出しやすい
- 最初に思い付いたアイデアを最も好んでしまう
ブレストのアイデア出しは、実は効率が悪い!を読むと、人数が多いほうが他者への気兼ねが発生するためらしい。前提に「アイデアは否定しない」とあるが、自分の意見がどう思われるのかはどうしても気になってしまうのは分かる。
もうひとつは「集団で話すときは思考が止まりがちになる」ためらしい。会話をしながら進めると人の意見を聞く必要があって、聞くために自分の思考が止まる。ペアプロなんかだと同じ状況になるので、これも分かる気がする。