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内言と知覚の優位性

内言とは、発声を伴わない自分の中で行われる言葉。定義には派閥はあるようだが、どちらも思考のための道具というところは概ね共通している。

インターネットを調べても、具体例はあまり出てこないが、だいたい次のようなものがある。

  • 映像や音声で思考する
  • 文字や文章で思考する
  • フローチャートで思考する
  • 頭の中に別の自分がいて会話する

知覚の優位性とは、子どもが情報を取り入れるときのタイプを定義したもの。VAKモデルでは以下の3つ。

  • 視覚優先型
  • 聴覚優先型
  • 運動感覚/触覚優先型

実体験で音に関連するものでは、

  • 周囲がうるさいと近くの音でも聞き取れない(聞こえているが理解できない)
  • 音を聞きながら考える作業ができない

前者は、診断を受けてはいないがAPD(聴覚情報処理障害)1かもしれない。後者はおそらく音声で思考するタイプだから混線するのだろう。

  1. Auditory Processing Disorder、今ではLiD(Listening Difficulty)とも呼ばれる