GCEでPlan 9を動かす
イメージの準備
Section titled “イメージの準備”9legacyからplan9-gce.img.gz2をダウンロードして展開する。
カスタムイメージを作るために、Cloud Storageにバケットを作って plan9-gce.img をアップロードする。ただし、disk.raw というファイルを tar+gz で圧縮したものでなければ使えない
mv plan9-gce.img disk.rawtar Szcf plan9-gce.tar.gz disk.raw-S オプションは、0が多いファイルを効率的に圧縮するものらしいが、macOSの tar(1) では、展開時しか -S オプションをサポートしていない。
イメージからComputeインスタンスを起動
Section titled “イメージからComputeインスタンスを起動”上記で作成したイメージをアップロードする。ディスクイメージなのでNearlineで十分だと思う。
- ファミリ: plan9
- イメージ名: plan9-yyyymmdd
- ソース: Cloud Storageファイル
- Cloud Storageファイル: plan9-gce.tar.gz
ここまでで、カスタムイメージが利用可能になる。Compute Engineのメニューからイメージを選んで新規インスタンスを作成する。ここで、先に作っておいたイメージを参照する。
起動後の操作
Section titled “起動後の操作”Plan 9ではSSHなんて動作していないので、Plan 9のサービスへ接続するように設定を行う。
gcloud compute instances get-serial-port-output instance-1 --zone asia-northeast1-cのようにするとシリアルコンソールが読めるので、とりあえず動いているところを確認してから、ファイアウォールのルールを定義する。
gcloud compute firewall-rules create allow-plan9 --allow tcp:564,tcp:567,tcp:17007,tcp:17010シリアルコンソールから触れるように許可する。
gcloud compute instances add-metadata instance-1 --metadata=serial-port-enable=1 --zone asia-northeast1-cシリアルコンソールが不要になったら以下のように削除するといい。
gcloud compute instances remove-metadata instance-1 --keys serial-port-enable