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Plan 9プロセスグループの特徴

/proc/pid/noteid を読むとプロセスグループ番号が分かる。書き込みをすると、そのプロセスグループ番号に所属することになる。自分が所有するプロセス番号ならプロセスの階層に関係なく書ける。

/proc/pid/notepd にメッセージを書くと、 pid が持つプロセスグループ番号と同じプロセスグループのプロセスへnoteが送られる。C言語ではpostnote(2)を使えばいい。他の言語でもファイルの読み書きで実装できる。詳細はproc(3)にある。

プロセスがfork(2)したとき、プロセス番号は新しく割り当てられる。プロセスグループ番号は親プロセスと同じプロセスグループに所属する。新しくプロセスグループを作るときは rforkRFNOTEG オプションを使う。新しいプロセスグループ番号はプロセス番号と同じ値とは限らない。UnixではプロセスIDと同じ値を持つが、Plan 9ではそういった都合はない。