DORAメトリクス
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4つのメトリクスで開発チームのパフォーマンスを計測、比較するためのパフォーマンス指標フレームワーク。おそらく重要なのは、パフォーマンスといった曖昧なものを定量化して比較可能にできること。
DORAでは以下の4つを指標とする。
- デプロイの頻度
- 変更の平均リードタイム
- 変更の失敗率
- サービス復旧時間
前2つはスピードを測定し、後ろ2つは安定性を測定する。デプロイ頻度と変更のリードタイムは同じ値になる場合もあるけれど、コミットしてからテストチームが評価する環境では差がでてくる。
これらの指標を「エリート」「高」「中」「低」で分類する。
| 指標 | 低 | 中 | 高 | エリート |
|---|---|---|---|---|
| デプロイ頻度 | 半年以上 | 1ヶ月〜数ヶ月 | 1週間〜1ヶ月 | 1日に複数回 |
| 変更のリードタイム | 半年以上 | 1ヶ月〜半年 | 1日〜1週間 | 1時間以下 |
| 変更の失敗率 | 16〜30% | 16〜30% | 16〜30% | 0〜15% |
| サービス復旧時間 | 半年以上 | 1日〜1週間 | 1日未満 | 1時間未満 |
例えばデプロイ頻度が2日の場合など、どこにも当てはまらない区間があるのはどうして。