ロードマップやめたい
This content is a draft and will not be included in production builds.
2023〜2024年にかけて、Mackerel開発チームでは「ロードマップに乗っていないタスクを拾わない」という選択をしたので、そこにないタスクやメンテナンス系はほとんど拾えていない。例外的に挙がったものはだいたいキカク組が拾うことになっていて、一方的に押し付けているこの状況も望ましくはないと思っている。
ロードマップの所為ではなく単に運用の問題かもしれないが、長期の計画とストレッチしたスケジュールと納期厳守が同時に起きると、後半で問題が分かったときには手遅れで、無理をするしか選択肢がなくだいたいよくないことになる。
このように書いていたら、yset0さんからトラバがあった。
優先順位付けについても、全部やるだと到底困難なのではあるんですが、OpenTelemetry以外のタスクも考える前に色々な締切に対して突っ走る。それらを全部やる。それ以外の新たな計画は着手がかなり困難。ということになるんだろうなと思っています。
うまく言えないけど、自分自身の感情としては、計画時点で詰め過ぎた結果、ロードマップ以外の新たな計画は着手がかなり困難になるところをいちばん懸念しているのかもしれない。
arthur-1さんからもいい話があった。
Mackerelは外部とインテグレーションするサービスで、必然的に外部サービスの変更に柔軟に対応しなければならない。それが体制的にできないのならインテグレーション先は減らしましょうという話をした。サービスの性質上飛び込みタスクが多い、あるいは制御できない、のは覚悟しなければならない。
将来のオブザーバビリティユニットがこれらから逃れられるかというとまあ嘘で、なぜならOpenTelemetryの仕様がアップデートされるのでね
近しい記事があった。
これの「チームワークが機能しない」「チームも組織も成長しない」が近いか。
最速で開発しようとすると、やり慣れた方法のみが採用され、新たなチャレンジもなくなります。新しい技術や開発手法を試す余裕はありません。チームの成長機会がなくなるのです。ひいては、組織の競争力が失われていきます。