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意思決定するときは反対意見の人も含めてほしい

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前提として、過去に「レビューされないのでやる意味がなく萎える」という話題があり、全体のデイリースクラムで毎週1回だけ滞留しているレビュー依頼を確認するという儀式があった。このとき、全体でやるのは無駄だから廃止しようという動きになった。

確かに、20人近くいる場でそれを確認するのは束縛するほどの価値がないけれど、過去に問題があって今の方法に落ち着いていたので(そして当時課題を抱えていた人は在籍しているので)、維持したい人と廃止したい人で話せばいいと思うのだが、ここでなぜかPO会という、レビューの方法に影響を受けないであろう人が集まる会議で決定されることになった。

実際は、メンバーの中に「廃止したい人」が含まれるので全く居ない訳ではないが、関心がない人と廃止したい人だけが集まれば、当然それは力関係として廃止に偏るので、決定するならせめて反対意見の人からも聞いてほしいと思う。

叩き台は叩かれてなんぼというエントリがあって、これはもっと影響範囲の広い意思決定の話をしているので単純に流用はできないけれど、

自分の意思決定に対するレビューや、叩き台を叩いてもらって合意形成を図る、というプロセスがとても重要

だとか、

反対意見があっても押し切って意思決定する場合もある。とはいえ、そのような場合でも、合意形成のプロセスをやったうえでやるべきだ

とあり、とても共感する。

賛同しないがコミットするという話題もあるが、これもやるべきことをやったうえでの話になるだろう。決っして、意思決定のスピードを早めることの言い訳として使われるものではない。