jotaiのatomはuseContextの代替で留める

なぜReactの状態管理ライブラリが必要なのかで必要な理由は書いたが、そこでは useContext に対する優位性はあるものの useState とはそれほど差がないとした。

逆に、useState の代わりにjotaiを利用するとコンポーネントの境界を越えて状態を参照できてしまうので、やりすぎると収集がつかなくなる。jotaiを触ってみての良いところ/困ってること個人的メモでは

最適化のためにあちこちのコンポーネントがそれぞれ個別のStore的なものにアクセスすると、治安が悪くなるという話がある。これももちろんjotaiのせいでなく、「jotaiによってできるようになったこと」に対する悩みである。

とあるけれど、良くない行為は出来ない設計が望ましい。

また別の観点では、atomを直接参照することによってコンポーネント内部の状態や依存が隠蔽されるけれど、これはDomain Modeling Made Functionalの方針である「型で依存関係を明示」の方針に反することになる。