GNOMEとSwayの違い
細かい差異がいくつかある。
HiDPIディスプレイでのスケール
Section titled “HiDPIディスプレイでのスケール”GNOMEでスケールを例えば200%に設定すると、Waylandアプリの倍率が変わるけれどX11アプリは変化しない。なので acme のフォントを22ptに設定するなど対策が必要になる。
Swayでは、scale 2.0 とすればすべてのアプリで倍率が変わる。このときX11アプリは単純に拡大されるので表示が滲んだような状態になる。
Electronアプリの日本語入力
Section titled “Electronアプリの日本語入力”FlatpakのElectronアプリで日本語入力を行う方法
ElectronアプリのGNOMEキーテーマ
Section titled “ElectronアプリのGNOMEキーテーマ”GNOMEの場合はElectronアプリにキーテーマも反映された。なのでEmacsキーバインディングに設定しておくと、Ctrl+Hで1文字削除が行えた。GTK_IM_MODULE がうまく扱っているのかもしれない。
Swayでは、ローカルで動作するFirefoxなどのGTKアプリにはキーテーマが反映されるが、Flatpakコンテナで実行するElectronアプリには適用されないらしく、Ctrl+Hが動かない。これはローカルで動作するElectronアプリ全般の問題なのか、Flatpak固有の問題なのかは調べられていない。
/usr/share/themes 以下にEmacsキーバインドテーマがあったけど、gsettings で設定しても効果がない?
flatpak run --command=bash com.slack.Slack
gsettings set org.gnome.desktop.interface gtk-key-theme Emacsgraphical-session.target
Section titled “graphical-session.target”GNOMEではインストール直後から利用できるが、Swayではgraphical-session.targetを明示的に開始する必要がある。