ダークモードが目に優しいと結論は出ていない
スマホのダークモード、ブルーライトカットメガネ。本当に目にやさしい?を読んだ。
ブルーライトカットは、寝る前に強い光を浴びると寝れなくなることを除けば特に効果がないことが知られるようになった。ダークモードも目に優しいというのは言われているが、本当なのかという記事の内容だった。
結論としては、まだ医学的に効果があるのか分かっていない状態らしい。近年では、脈絡膜という部位が薄くなる現象は近眼の進行と関連していると考えられている。ドイツの実験では、ダークモードの画面を見た状態では脈絡膜が厚くなるのに対してライトモードでは薄くなるという結果が得られたが、対象が少人数なのでデータが不足している。
また、周囲が明るい場合や小さい文字を読むときなどはダークモードでは認識しづらくなるケースがあるのでライトモードの方が読みやすいという説もある。なので常にダークモードが一律で目に良いわけではなく、周囲の環境や目の状態(乱視の有無など)によって変わるので、自分で試して疲れない方を選ぶといい。
記事の内容とはそれほど関係ないが、画面の明暗の関係からダークモードは負極性表示、ライトモードは正極性表示と呼ぶらしい。