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GCP Vertex AIを使ったClaude Codeのセットアップ

AURにも claude-code パッケージがあるけど、Claude Code overview

[! Warning] Do NOT use sudo npm install -g as this can lead to permission issues and security risks.

とあるので、公式の手順どおり npm でインストールした。

Terminal window
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

ユーザー設定ファイルは ~/.claude/settings.json 固定のようで厳しい。AiderもConfig file location should follow “modern” specificationsとして要望が上がっているので、AI関連ツールを作る人たちは設定ファイルの習慣に疎いのか。~/.claude/settings.json で設定可能な項目はClaude Codeの設定にドキュメントがある。

グローバル設定として ~/.claude.json もあり、これは claude config で設定できるが、将来的には ~/.claude/settings.json に移行される。

Terminal window
claude config set -g autoUpdaterStatus disabled

Claude Codeはエンタープライズ認証できる。

これを使うと各プロバイダのモデルが使える。設定は ~/.claude/settings.json や環境変数に記述する。プロンプトキャッシュとは同じプロンプトのとき同じ結果を返すものらしいが、同じプロンプトを記述することは多くないし、プロバイダやモデルによってサポート状況が変わるようなので無効にしておく。

Terminal window
CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1
DISABLE_PROMPT_CACHING=1 # なくてもいい

設定ファイルで記述する場合は env キーに環境変数をそのまま書くらしい。

{
"env": {
"CLAUDE_CODE_USE_VERTEX": 1
}
}

まずは認証だが、gloud でログインしたうえで以下の設定を行う。

Terminal window
gcloud auth application-default login

認証に必要なパラメータを設定する。

Terminal window
ANTHROPIC_VERTEX_PROJECT_ID=hatena-ai-village
ANTHROPIC_VERTEX_REGION=us-east5

これで claude を実行すると、ログインした状態で実行されるはず。

hatena-ai-villageのモデルは claude-3-7-sonnet@20250219 と書いてあるけど、これはGCP Vertex AIの表記なのでModels overviewをみてAnthropic用語に変換して使う。

Terminal window
ANTHROPIC_MODEL='claude-3-7-sonnet@20250219'
# SMALL_FAST_MODELとは何? なくてもいけそう
# ANTHROPIC_SMALL_FAST_MODEL='claude-3-5-haiku@20241022'