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英語の使役動詞

何かをしてもらう、させる、許可をする場合に使う。単語は主に以下の4つがある。

  • have
  • get
  • make
  • let

https://youtu.be/JTFUp_tjNb0?si=0IZ3Qee497mnzSKA

文型: 主語+have+目的語+原型不定詞

何か(当然のことを)してもらう、やってもらって当然みたいなニュアンスがある。目的語が人の場合、強い強制力を持つ意味となり、人を操っている感がある。

  • I had him bring an umbrella to the station
    • 私は彼に傘を駅まで持ってきてもらった
  • I’ll have my son call you back
    • 息子に電話かけ直させます
  • I’ll have Josh call you back in an hour
    • 1時間後にかけ直させます

文型: 主語+have+目的語+過去分詞

目的語が人じゃない場合は末尾が過去分詞になる。こちらは「してもらう」程度の意味。

  • I had my hair cut
    • 髪を切った
    • I cut my hairとの違いは、I cutの場合は自分で切った可能性がある
  • I will have my car repaired
    • 車を修理してもらう

文型: 主語+使役動詞+目的語+to不定詞

have と比べて強制力は小さい。相手に依頼しないといけない、説得して相手に働きかける意味を持つ。

  • I got him to bring an umbrella to the station
    • 訳はhaveの例と同じだが、自分から依頼をしてなんとか持ってきて貰った雰囲気
  • I’ll get my son to call you back
    • これも訳は同じだけど「かけ直すように言っておきます」に近い
  • I got my son to go to the dentist
    • 息子を歯医者に行かせた

文型: 主語+使役動詞+目的語+過去分詞

have の例文と同じなので省略する。どれも強制している感はあまりないが、have と比べて努力している感がある。

文型: 主語+make+目的語+原型不定詞

強制力が最も強い、相手の意志など関係なく無理やりさせる意味を持つ。

  • I make him do my homework
    • 彼に宿題をさせる
  • She made me go shopping
    • 彼女は私を買い物に行かせた
  • He mekes his son study until 8 p.m.
    • 8時まで勉強させる
  • I make people take their shoes off when they come into my house
    • 家に入るときは靴を脱いでもらいます
    • これは習慣として当然なので脱いでもらうといった雰囲気、haveを使ってもいい
  • Because I forget my homework, my teacher made me do it after school
    • 宿題を忘れたので教師は残ってそれをやらせた

受動態でも言える。

  • The son was made to read the book by his mother
    • 母にその本を読まされた
    • ただしこれはThe mother made her son read the bookの方が自然
  • He was made to work overtime by his boss
    • 上司に残業させられた

文型: 主語+let+目的語+原型不定詞

相手がやりたいことを許可する、させるといった意味になる。許可するが行動するかどうかは相手に委ねるので強制力は弱い。

  • My parents let me go to the party
    • 親は私がパーティに行くことを許可した
  • My parents didn’t let me go to the party without an adult
    • 大人なしでパーティに行くことを許可しなかった
  • I let my dogs run free in the yard in the morning
    • 朝、庭で犬たちを自由に走らせている
  • The teacher let the students use their textbooks during the exam
    • 教師はテスト中、生徒に教科書を使わせた

文型: 主語+let+目的語+原型不定詞

  • I let the grass grow so long, so now my garden is like a jungle
    • 雑草を生やしたままにしたら庭がジャングルみたいになった

使役動詞ではないがよく使うらしい。

文型も似ている: 主語+let+目的語+to+動詞の原型

  • He helped me (to) understand the problem
    • 問題の理解を手伝ってくれた
  • Music helps me (to) fall asleep
    • 音楽は眠りにつくのを手伝う

want も使役動詞ではないがよく使う。want は「望む」といった意味なので、I want to eat sushiで食べたいとなるが、〜してほしいも言える。ただし生きていないものは願望を持たないので、無生物主語には使えない。

  • I want him to eat sushi
    • 彼に寿司を食べてほしい
  • I want my foreign friend to try sushi
    • 私は外国の友人に寿司を食べてみてほしい
    • eat の代わりに try を使っているので初めて食べる意味を含む