Skip to content

人生のターニングポイント

これまで生きてきて、少なくとも今も安定した職に就けているので、氷河期世代だけど自分は運が良かったなとは思う。人生の中で、それがなければ今の自分はないと言えるターニングポイントと呼べる場所は3つあって、

大学でプログラミングを始めた

Section titled “大学でプログラミングを始めた”

もともと絵が掛けないから文章なら書けるだろうと思って入った大学だったが、結局行かなくなって図書館に籠もっていた。そのときUNIXプログラミング環境を読んだおかげで、留年はしたが卒業する頃にはプログラミングができるようになっていた。

まあもっと言えば高校時代にインターネットでチャットしたり自分のサイト作ったり、Windows壊してUnix入れたりしていたが、本格的に職業として意識したのは大学の頃だった。

新卒入社の会社でシステム担当に拾われた

Section titled “新卒入社の会社でシステム担当に拾われた”

就職活動を始めたのが遅かったこともあって、とりあえず入りやすそうな派遣会社に入った。当初は自動車関係の組み込みシステム開発する予定だったけれど、入社した頃には案件が消滅してしまって、余っていたところを拾われて社内システム担当になった。今でいう情シスみたいな役割。

ここで働き方とか業務システムについて広く学べたのはとても良かった。少し距離を置いて物事をみる癖があるけど、この癖はたぶんこの時代に培われたものだと思う。

紅白アプリのプッシュ通知システムをGoで書いたが、これをなんか当時の同僚が気に入ってくれて「GoCon募集しているから出ろ」って言われたので渋々登壇した。たぶん今の印象はこの頃にできたものが多いと思う。

完全に余談だけど、Goを選んだのはLimboでチャネルオペレータが便利だと知っていたから。Plan 9繋がりでRob Pikeを信用していたのもある。

他にも、Plan 9関係で山梨さんに面倒みてもらったとか、大学辞めようとしていた頃に止めてもらったなど要素としてはいくつもあるが、明らかに変わったのはこの3つだろうと思う。