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Swayのscratchpadを試す

Swayにはスクラッチパッドといって、ウインドウを退避するための場所がある。元々はi3から存在していたようで、これを踏襲しているものらしい。

ウインドウをスクラッチパッドに送る

Section titled “ウインドウをスクラッチパッドに送る”

スクラッチパッドにウインドウを送るには、送りたいウインドウにフォーカスを置いて Mod+minus とするか、コマンドで

Terminal window
# フォーカスがあるウインドウを送る
swaymsg move to scratchpad

とする。他のウインドウを送りたい場合は、送りたいウインドウの属性を使って指定すればいい。例えばGhosttyはウインドウのクラスを変更する —class オプションがあるので、これを使って送りたいウインドウだけを指定するといい。

Terminal window
swaymsg exec 'ghostty --class=org.lufia.memo'
swaymsg '[app_id="org.lufia.memo"] move to scratchpad'

ウインドウの属性は swaymsg -t get_tree で確認できる。

スクラッチパッドのウインドウを表示する

Section titled “スクラッチパッドのウインドウを表示する”

デフォルトでキーバインドが定義されているので Mod+minus キーを押せばスクラッチパッドのウインドウを表示する。複数のウインドウが入っている場合、 Mod+minus をもういちど実行すると、フォーカスがあるウインドウの次にあるものが表示される。最後まで終われば消える。

コマンドで実行したい場合はこれで。

Terminal window
swaymsg scratchpad show

デイリーログをスクラッチパッドで扱う事例。