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SNSは極論を増幅させるデザインになっている

Linus Torvaldsは現代のSNSは容易に正義感などの感情を振りかざせるようデザインされているで引用したが「いいね」や「シェア」が正義感を振りかざす原因だと書いていた。オードリー・タンもSNSにはお互いの意見を橋渡しする機能が不足しているという中で「リポスト」が極論を増長させると言っていた。

政治や医療など、生命に直結する分野はそうも言ってられないだろうが、そうでない分野では自分の意見を誰かが代弁してくれたからといって安易にリポストしないようガードレールを設けるのがいいのだろうなと思った。

そうしたうえで、極論をみたときにどう判断するのかというと、「極論コンテンツ」との付き合い方について考えたことでは、

  • 勉強法に限らず、セオリーや常識を否定して「〇〇はやっても無駄」「××してはいけない」と極論で否定して「気付き」を誘導する言説は受けやすく、作られやすいです
  • どんな動画も疑ってかかるのはコストが高すぎますが、「これ普通のことだよな」という話を否定されているな、と思った時は、心理的ガードを一段上げた方がいいかも知れません

と注意喚起をしていて、そうだよなと思った。