Skip to content

ストローマン論法と見抜き方

ストローマン論法は、相手が言っていないこと、もしくは相当に簡略化した主張を代わりに見立てて、それを叩いて議論に勝利した気になっている方法論のこと。もしくは悪意がなくとも、相手の主張を正しく理解するという議論で重要なプロセスを怠って、その結果として主張を歪めた状態で批判する行為もストローマン論法と見なされる。

例えば「AIに頼らずともコードを書ける方が良い」に対して「AIエージェントを使わないのは時代遅れ」と叩く行為がそれに当たるのだろう。ここでは前者が一言も「使わない」とは言っていないにもかかわらず後者が前者の主張を故意に歪めている。

ストローマン論法の問題は、議論が深まることはなく単に「敵を倒すゲーム」となってしまうことにある。これに対してスチールマン論法といって議論を深める鏡像もある。

似た話題としてSNSにはお互いの意見を橋渡しする機能が不足しているという言葉もある。

ストローマン論法に気づくためには、以下の違和感に気付けるといいらしい。

  • 自分の主張と異なる反論がある
  • 枝葉の部分に注意が向けられている
  • グラデーションのある話題が極端な二値に置き換えられている

しかしリアルタイムの会話で気づくのは難しかろう。